地域別で太陽光発電を比較する

見積りを取って、ある地域の方が発電量が多いからと言って、そこに引っ越すという人はいないでしょう。
しかし、そうしたくなるほど、地域による発電量の差は大きいものです。
最も発電量が多い広島県では、4684キロワット時となっておりますが、最も発電量の少ない新潟県では、3861キロワット時となっております。
これは年間どのくらいの発電量をするかという予測なのですが、800キロワット近い差が年間で出てしまいます。
800キロワットと言いますが、実際に売電をしてみると、これが結構な差になってきます。

では、日本の首都東京ではどうなのでしょうか。
東京の年間の発電量は、4123キロワット時となっております。
この数字は、平均からすると低い部類に入ります。
それはなぜなのでしょうか。
それには様々な理由が考えられます。
まずは、住宅やビルが密集しており、クリアな太陽光を取りにくいというのがあります。
理想としては南向きの場所に太陽光発電のパネルを設置するのがいいのですが、そうはうまくいきません。
南向きにビルがあったりすると、どうしても発電効率は悪くなります。

また、東京の気候も大きく影響しえいます。
東京の日射量は5月と8月にピークを迎えます。
それならば、5月と8月が発電量が最も多いのかというと、そうではありません。
確かに、最も発電量が多いのは5月ですが、8月に関しては明らかに日射量の少ない1月と同じ水準にとどまっているのです。
これはなぜかというと、気温にあります。
実は太陽光発電というのは、気温が高ければ高いほど、発電効率が悪くなるのです。
5月くらいの屋根の温度が、太陽光発電をするには、ちょうど向いているのです。
8月の東京の屋根は、おそらく40度以上にはなっていることでしょう。
そういった状況では、発電効率は10パーセント近く落ちているのでしょう。
ですので、もし東京で太陽光発電を導入するならば、できるだけ温度変化に強く、高性能なものを導入しましょう。